こんにちは、いちとです。今日は昔、職人時代に師匠に教えてもらった成功の秘訣について書いてみましょう。
その人は、大成功というわけではないですが、地元でちょっと有名な職人でした。
ぼくは、若い時に出会い、人生を変える大きな学びを得ました。
その時の金言です。
イメージが現実を作る。
職人になって、間もない頃、ぼくは仕事ができなくて師匠に怒られてばかりいました。
その時によく言われたのが「おまえは考え方が悪い」という言葉。
「お前は自分で、できないと思い込んでるからできないんだ」
「無理だと思っているからダメなんだ」。
「自分はできる、成功すると思えるかどうか、それだけなんだ」
つまり成功をイメージできるかどうか。
それが成功への分かれ道だというのです。
当時の若かったぼくは、何を言われているのか意味がわかりませんでしたが、後に心理学などを勉強した時、全く同じことを言っていてびっくりしました。
そう、成功とは、イメージできるかどうかなのです。
自分だけはうまくいく
当時は不景気で大手の銀行などもつぶれていた時代。
師匠はこう言いました。
「どんなに時代が悪くても、自分だけはうまくいくと思え」
今考えても、ものすごいポジティブさですが、成功するにはそのくらいの意思が必要だということですね。
お客さんのために
師匠はことあるごとに「お客さんのために」といっていました。
「自分はプロなんだから、お客さんをどう喜ばせるか」。
「入社1日目でもお客さんからしたらプロ、その中でどう喜ばせるか」。
プロ意識が高く、成功して当然の考え方ですよね。
人に喜ばれることをしろ
様々なことを学ばせてもらった師匠の元を、ぼくは結局数年で離れることになりましたが、辞めると伝えた日に、ある言葉をもらいました。
それは「この先どんな仕事をしてもいいけど、人に喜ばれることをしなさい」
「そうすれば、お前は大丈夫だ」という言葉。
辞めていく人間に対して、なかなか言える言葉ではないと思います。
たくさんの大切なことを教えてくれた師匠には、とても感謝しています。
ぼくは、まだ成功と言える状態ではないですが、師匠から教えてもらった学びは、ぼくの中で生き続けています。
そしていつかぼくも、下の世代に引き継いでいけたらいいなと思います。

出会いは宝です。
良質な出会いは人生を豊かにしてくれます。
あなたにも良い出会いが訪れますように。
では、またね。